蔵王温泉の泉質・源泉温度65℃|雪の量で見る温泉地

山形県山形市

蔵王温泉は山形県山形市にある国民保養温泉地です。冬にどれだけ雪が降る土地なのかを、当サイトのスキー場3,069カ所と同じ方法で測りました。

この温泉の成り立ち

標高約880m、蔵王連峰の西麓にあります。開湯1,900年を称する古い湯で、かつては「高湯(たかゆ)」と呼ばれ、信夫高湯(福島)・白布高湯(米沢)とあわせて「奥州三高湯」と並び称されました。

名前の由来がおもしろい。西暦110年ごろ、日本武尊の蝦夷討伐に従った家臣の吉備多賀由(きびのたがゆ)が毒矢を受けて全身がただれ苦しんでいたとき、酢のような味のする湯を見つけて浴びたところ数日で回復した——それで「多賀湯(たがゆ)温泉」と呼ばれ、転じて「高湯」になった、と伝わります。

江戸時代は蔵王権現への西側登山口として行者の宿坊が並びましたが、明治の廃仏毀釈で行者の姿は急に減り、静かな山中の湯に戻りました。冬にスキー場として適地だと宣伝されてスキー客が増えたのは昭和に入ってからです。

5つの源泉群に46の源泉。すべて源泉かけ流しで、強酸性の硫黄泉です。温泉街を歩くと硫化水素のにおいがします。「美人の湯」とも呼ばれてきました。

樹氷で知られる山形蔵王温泉スキー場が、温泉街から3つのロープウェイでつながっています。

出典: 環境省 蔵王温泉 国民保養温泉地計画書

冬の降雪量

1シーズンあたり 258 cm
順位 13 国民保養温泉地77カ所中
県内 4 山形県の8カ所中
77カ所の中央値との差 +140 cm 中央値 118 cm
冬ごとの幅 228 cm 129〜357 cm(12冬の最少と最多)

この温泉の宿を探す · 地図で見る

「宿を探す」は楽天トラベルの検索結果へのリンクで、広告を含みます。予約が成立した場合に手数料を受け取ることがあります。雪の量と順位は、この提携とは関係なく決めています。

公式サイトへのリンクは載せていません。79カ所ぶんのURLを確認できておらず、推測で案内すると誤った先に送ることになるためです。確認できしだい追加します。

もっと見つける

日帰りで入る

泊まらずに入れる温泉のチケットは、アソビューで買えます。山形県の日帰り温泉が一覧で出ます。

この温泉地だけを絞り込むことはできないため、県の一覧に移動します。

近くの温泉の源泉

この温泉地の中心から3km以内に、分析値が公開されている源泉が1カ所あります。近い順に並べています。

源泉距離泉温pH泉質分析
蔵王上の川0.2 km64.6℃ 高温泉1.3 酸性酸性含Fe,S—

源泉の分析値で、入れる温泉施設の一覧ではありません。 分析は1910〜2005年のもので、多くは数十年前の値です。いまの泉温や泉質とは違うことがあります。泉温・pHの区分は鉱泉分析法指針によります。

出典: 産業技術総合研究所 地質調査総合センター「地熱情報データベース(GRES-DB)温泉分析値データ」を加工して作成

近くの見どころ

この温泉地から20km以内の見どころです。ウィキペディアでよく読まれているもの(英語版にも記事がある場所を優先)から選び、近い順に並べています。

見どころ種類距離
蔵王ロープウェイ建造物2.1 km
蔵王連峰山5 km
御釜 (蔵王連峰)自然5.8 km
上山城城跡・史跡10.6 km
山形駅建造物10.9 km
立石寺寺院16.5 km

一覧は、ウィキペディア日本語版の各都道府県の「観光地」の記事と、それを整理した travel-log-data を元に作成しています(CC BY-SA 4.0)。この節の内容は CC BY-SA 4.0 です。

近くのスキー場

直線距離40km以内を近い順に5件まで。雪質順位は日本397カ所の中での位置です。

この降雪量は推定値です

ここに出している降雪量は、気象のモデルが計算した推定値です。実際に降った量そのものではありません。

どれくらい違うのかを、気象庁の観測所63か所の実測と比べました。平均すると実測の6割ほどで、全体に少なめに出ます。しかも場所によって差が大きく、実測の3割しか出ない土地もあれば、ほぼぴったり合う土地もあります。山の中ほど少なめに出る傾向があります。

一律の倍率をかけて直せないかも試しましたが、ほとんど良くなりませんでした。ずれ方が土地ごとに違うためです。

ですので、この数字は「だいたいどのあたりか」を見るためのものとお考えください。1位と2位、30位と35位といった近い順位の差に意味はありません。地域どうしの大きな違いは、そのまま読んでいただいて差し支えありません。

観測と照らして数字を直すことも考えましたが、この順位は10カ国3,069カ所を並べたものです。実際の観測と見比べられるのは日本だけなので、日本にだけ補正を掛ければ、根拠のないまま日本が上に来ます。ここでは全カ所を同じ方法のまま並べています。

代わりに、近くの気象台の記録が使えるスキー場では、その実測値を各ページに併記しています。

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