芦之湯温泉の泉質・源泉温度94℃|雪の量で見る温泉地
神奈川県足柄下郡箱根町
芦之湯温泉は神奈川県足柄下郡箱根町にある国民保養温泉地です。冬にどれだけ雪が降る土地なのかを、当サイトのスキー場3,069カ所と同じ方法で測りました。
この温泉の成り立ち
箱根の南西、上二子・駒ヶ岳・鷹ノ巣山・丸山と1,000m級の山に囲まれた標高875mの小さな盆地にあります。中世の箱根越えの道「湯坂路」ぞいにあたり、鎌倉時代の文献に湯が出ていると書かれています。湯本とならんで、箱根でいちばん古い温泉地とされます。
江戸時代には「箱根七湯」の一つとして栄えました。後期には七つの湯と名所をめぐる「七湯廻り」が流行り、南関東から人が来ています。文化・文政のころには賀茂真淵をはじめ江戸の文人が集まり、熊野権現の境内にある薬師堂「東光庵」で句会や歌会が開かれました。東光庵は2002年に復元されています。
芦之湯から精進池までの道には、13〜14世紀の石仏と石塔が並びます。曾我兄弟・虎御前の墓、二十五菩薩、六道地蔵、多田満仲の墓、応長地蔵は国の重要文化財です。国道1号の両側に散っているため、六地蔵と二十五菩薩のところには地下道が通されています。
集落は30軒ほど。宿は3軒、公衆浴場が1軒です。源泉は11本あり、6本を使っています。箱根で唯一の中性の硫黄泉です。
冬の降雪量
| 1シーズンあたり | 45 cm |
| 順位 | 53 国民保養温泉地77カ所中 |
| 77カ所の中央値との差 | -73 cm 中央値 118 cm |
| 冬ごとの幅 | 60 cm 14〜74 cm(12冬の最少と最多) |
「宿を探す」は楽天トラベルの検索結果へのリンクで、広告を含みます。予約が成立した場合に手数料を受け取ることがあります。雪の量と順位は、この提携とは関係なく決めています。
公式サイトへのリンクは載せていません。79カ所ぶんのURLを確認できておらず、推測で案内すると誤った先に送ることになるためです。確認できしだい追加します。
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日帰りで入る
近くの温泉の源泉
この温泉地の中心から3km以内に、分析値が公開されている源泉が38カ所あります。近い順に並べています。
| 源泉 | 距離 | 泉温 | pH | 泉質 | 分析 |
|---|---|---|---|---|---|
| 芦之湯温泉 | 0.2 km | 24.5℃ 冷鉱泉 | 3.7 弱酸性 | メタ珪酸 | 1993 |
| 芦之湯温泉 | 0.2 km | 77℃ 高温泉 | 7.9 弱アルカリ性 | Ca・Mg・Na-SO4泉 | 1964 |
| 芦之湯温泉 | 0.2 km | 65.9℃ 高温泉 | 7.9 弱アルカリ性 | Ca・Na・Mg-SO4・HCO3泉 | 1994 |
| 芦之湯温泉 | 0.2 km | 66.1℃ 高温泉 | 8.1 弱アルカリ性 | Na・Ca-SO4・HCO3泉 | 1965 |
| 芦之湯温泉 | 0.2 km | 52.7℃ 高温泉 | 8 弱アルカリ性 | 単純温泉 | — |
| 宮ノ下温泉 | 2.6 km | 94.2℃ 高温泉 | 8.5 アルカリ性 | Na-Cl泉 | 1995 |
源泉の分析値で、入れる温泉施設の一覧ではありません。 分析は1910〜2005年のもので、多くは数十年前の値です。いまの泉温や泉質とは違うことがあります。泉温・pHの区分は鉱泉分析法指針によります。
出典: 産業技術総合研究所 地質調査総合センター「地熱情報データベース(GRES-DB)温泉分析値データ」を加工して作成
近くの見どころ
この温泉地から20km以内の見どころです。ウィキペディアでよく読まれているもの(英語版にも記事がある場所を優先)から選び、近い順に並べています。
一覧は、ウィキペディア日本語版の各都道府県の「観光地」の記事と、それを整理した travel-log-data を元に作成しています(CC BY-SA 4.0)。この節の内容は CC BY-SA 4.0 です。
近くのスキー場
直線距離40km以内を近い順に5件まで。雪質順位は日本397カ所の中での位置です。
| スキー場 | 距離 | 雪質順位 |
|---|---|---|
| スノーパーク イエティ | 26 km | 411 / 397 |
この降雪量は推定値です
ここに出している降雪量は、気象のモデルが計算した推定値です。実際に降った量そのものではありません。
どれくらい違うのかを、気象庁の観測所63か所の実測と比べました。平均すると実測の6割ほどで、全体に少なめに出ます。しかも場所によって差が大きく、実測の3割しか出ない土地もあれば、ほぼぴったり合う土地もあります。山の中ほど少なめに出る傾向があります。
一律の倍率をかけて直せないかも試しましたが、ほとんど良くなりませんでした。ずれ方が土地ごとに違うためです。
ですので、この数字は「だいたいどのあたりか」を見るためのものとお考えください。1位と2位、30位と35位といった近い順位の差に意味はありません。地域どうしの大きな違いは、そのまま読んでいただいて差し支えありません。
観測と照らして数字を直すことも考えましたが、この順位は10カ国3,069カ所を並べたものです。実際の観測と見比べられるのは日本だけなので、日本にだけ補正を掛ければ、根拠のないまま日本が上に来ます。ここでは全カ所を同じ方法のまま並べています。
代わりに、近くの気象台の記録が使えるスキー場では、その実測値を各ページに併記しています。