丸子温泉郷の泉質・源泉温度49℃|雪の量で見る温泉地
長野県上田市
丸子温泉郷は長野県上田市にある国民保養温泉地です。冬にどれだけ雪が降る土地なのかを、当サイトのスキー場3,069カ所と同じ方法で測りました。
この温泉の成り立ち
長野県上田市の南西、内村川ぞいの3つの温泉地——鹿教湯(かけゆ)・大塩・霊泉寺——をまとめた呼び名です。北に独鈷山、南に標高2,000mの美ヶ原高原。かつては内村温泉郷と呼ばれ、1956年6月15日に国民保養温泉地の指定を受けました。
鹿教湯は、鹿に姿を変えた文殊菩薩が信仰の厚い猟師に湯の場所を教えた、という開湯伝説を持ちます。川ぞいの文殊堂は日本三大文殊の一つで、行基が彫ったという文殊菩薩像が納められています。行基の弟子・円行がこの像を運んできたとき、湯はすでに湧いていたといい、開湯は約1,200年前とされます。いまも約20軒の宿が並び、リハビリで知られる鹿教湯病院があります。
大塩は国道254号ぞいの集落で、いまは旅館1軒と共同浴場1つ。川中島の合戦で負傷した兵の治療に武田信玄が使ったと伝わり、「信玄の隠し湯」と呼ばれてきました。戦時中は東京品川陸軍病院の分院第一号に指定され、傷病兵の療養地になっています。廃業した旅館がカフェとして生き返りました。
霊泉寺は霊泉禅寺の門前に4軒。戸隠の鬼女を退治した平維茂が都へ帰る途中でこの湯を見つけ、疲れと傷を癒したと伝わります。湯を守るために寺を建て、境内の湯を人々に開いたのが始まりだといいます。武者小路実篤が長く逗留した場所でもあります。
利用者は1993年ごろまで年65〜70万人でしたが、団体の保養旅行が終わり、減っています。
冬の降雪量
| 1シーズンあたり | 89 cm |
| 順位 | 43 国民保養温泉地77カ所中 |
| 県内 | 5 長野県の5カ所中 |
| 77カ所の中央値との差 | -29 cm 中央値 118 cm |
| 冬ごとの幅 | 95 cm 56〜151 cm(12冬の最少と最多) |
「宿を探す」は楽天トラベルの検索結果へのリンクで、広告を含みます。予約が成立した場合に手数料を受け取ることがあります。雪の量と順位は、この提携とは関係なく決めています。
公式サイトへのリンクは載せていません。79カ所ぶんのURLを確認できておらず、推測で案内すると誤った先に送ることになるためです。確認できしだい追加します。
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日帰りで入る
近くの温泉の源泉
この温泉地の中心から3km以内に、分析値が公開されている源泉が4カ所あります。近い順に並べています。
| 源泉 | 距離 | 泉温 | pH | 泉質 | 分析 |
|---|---|---|---|---|---|
| 別所温泉1号泉 | 0.5 km | 40.7℃ 温泉 | 8.7 アルカリ性 | アルカリ性単純温泉 | 1967 |
| 別所温泉2号泉 | 0.5 km | 45.3℃ 高温泉 | 8.7 アルカリ性 | 単純硫黄泉 | 1967 |
| 別所温泉3号泉 | 0.5 km | 49.2℃ 高温泉 | 8.9 アルカリ性 | 単純硫黄泉 | 1968 |
| 独鈷温泉竜の湯 | 2.5 km | 20.5℃ 冷鉱泉 | 8.97 アルカリ性 | 単純硫黄冷鉱泉 | — |
源泉の分析値で、入れる温泉施設の一覧ではありません。 分析は1910〜2005年のもので、多くは数十年前の値です。いまの泉温や泉質とは違うことがあります。泉温・pHの区分は鉱泉分析法指針によります。
出典: 産業技術総合研究所 地質調査総合センター「地熱情報データベース(GRES-DB)温泉分析値データ」を加工して作成
近くの見どころ
この温泉地から20km以内の見どころです。ウィキペディアでよく読まれているもの(英語版にも記事がある場所を優先)から選び、近い順に並べています。
一覧は、ウィキペディア日本語版の各都道府県の「観光地」の記事と、それを整理した travel-log-data を元に作成しています(CC BY-SA 4.0)。この節の内容は CC BY-SA 4.0 です。
近くのスキー場
直線距離40km以内を近い順に5件まで。雪質順位は日本397カ所の中での位置です。
| スキー場 | 距離 | 雪質順位 |
|---|---|---|
| 聖高原スキー場 | 17 km | 302 / 397 |
| 菅平高原パインビークスキー場 | 23 km | 183 / 397 |
| ブランシュたかやまスキー場 | 24 km | 280 / 397 |
| 菅平高原太郎スキー場 | 25 km | 192 / 397 |
| エコーバレー | 26 km | 291 / 397 |
この降雪量は推定値です
ここに出している降雪量は、気象のモデルが計算した推定値です。実際に降った量そのものではありません。
どれくらい違うのかを、気象庁の観測所63か所の実測と比べました。平均すると実測の6割ほどで、全体に少なめに出ます。しかも場所によって差が大きく、実測の3割しか出ない土地もあれば、ほぼぴったり合う土地もあります。山の中ほど少なめに出る傾向があります。
一律の倍率をかけて直せないかも試しましたが、ほとんど良くなりませんでした。ずれ方が土地ごとに違うためです。
ですので、この数字は「だいたいどのあたりか」を見るためのものとお考えください。1位と2位、30位と35位といった近い順位の差に意味はありません。地域どうしの大きな違いは、そのまま読んでいただいて差し支えありません。
観測と照らして数字を直すことも考えましたが、この順位は10カ国3,069カ所を並べたものです。実際の観測と見比べられるのは日本だけなので、日本にだけ補正を掛ければ、根拠のないまま日本が上に来ます。ここでは全カ所を同じ方法のまま並べています。
代わりに、近くの気象台の記録が使えるスキー場では、その実測値を各ページに併記しています。