増富温泉の泉質・源泉温度33℃|雪の量で見る温泉地

山梨県北杜市

増富温泉は山梨県北杜市にある国民保養温泉地です。冬にどれだけ雪が降る土地なのかを、当サイトのスキー場3,069カ所と同じ方法で測りました。

この温泉の成り立ち

瑞牆山(2,230m)と金峰山(2,599m)を仰ぐ秩父多摩甲斐国立公園の中。約1,000万年前に地盤ごと押し上げられた土地で、削られた岩肌から鉱物が露出しています。

ここは三度みつかった温泉だと伝わります。1度目は4世紀ごろ、日本武尊が東征の折に鉱泉を見つけたとされ、のちに東屋神社が建てられました。2度目は16世紀、武田信玄が金山を掘っているときに掘り当て、川中島の合戦で傷ついた兵と甲州金山の鉱夫を療養させたので「信玄公の隠し湯」と呼ばれます。

3度目は近代です。1914年、須玉町津金の旅館「津金楼」の初代がここへ移ってきたとき、アメリカにいた弟からこの湯のラジウム含有量が並外れて多いと知らされ、日本で最初のラジウム鉱泉として知られるようになりました。1938年には東京大学の木村健二郎がラドン量の多さを改めて確かめています。高浜虚子や井伏鱒二が通いました。

温泉の神様「湯権現」の火まつりでは、自分の具合の悪いところを撫でた紙の人形を神前で燃やします。

いま、この地域は面積の95%が森林で、1955年に2,650人だった人口は450人まで減りました(2016年度)。高齢化率は64%、病院も学校もありません。年に約17万人が訪れ、うち3万人が泊まっていきます。

出典: 環境省 増富温泉 国民保養温泉地計画書

冬の降雪量

1シーズンあたり 69 cm
順位 49 国民保養温泉地77カ所中
県内 1 山梨県の2カ所中
77カ所の中央値との差 -49 cm 中央値 118 cm
冬ごとの幅 127 cm 24〜151 cm(12冬の最少と最多)

この温泉の宿を探す · 地図で見る

「宿を探す」は楽天トラベルの検索結果へのリンクで、広告を含みます。予約が成立した場合に手数料を受け取ることがあります。雪の量と順位は、この提携とは関係なく決めています。

公式サイトへのリンクは載せていません。79カ所ぶんのURLを確認できておらず、推測で案内すると誤った先に送ることになるためです。確認できしだい追加します。

もっと見つける

日帰りで入る

泊まらずに入れる温泉のチケットは、アソビューで買えます。山梨県の日帰り温泉が一覧で出ます。

この温泉地だけを絞り込むことはできないため、県の一覧に移動します。

近くの温泉の源泉

この温泉地の中心から3km以内に、分析値が公開されている源泉が9カ所あります。近い順に並べています。

源泉距離泉温pH泉質分析
増富温泉観光ホテル金泉閣0.4 km31.1℃ 低温泉6.2 中性含CO2-Na-Cl泉2000
増富温泉不老閣(ボーリング井)0.4 km32.5℃ 低温泉6.3 中性含弱Rn-Na-Cl泉1969
増富温泉不老閣(岩風呂)0.4 km21.1℃ 冷鉱泉6.4 中性含弱Rn-Na-Cl冷鉱泉1969
増富温泉不老閣(源泉)0.4 km21.5℃ 冷鉱泉5.3 弱酸性含Na-Cl-放射能冷鉱泉1954
増富温泉不老閣(自然湧出泉)0.4 km18.8℃ 冷鉱泉5.9 弱酸性含CO2・弱Rn-Na-Cl・SO4冷鉱泉1969

源泉の分析値で、入れる温泉施設の一覧ではありません。 分析は1910〜2005年のもので、多くは数十年前の値です。いまの泉温や泉質とは違うことがあります。泉温・pHの区分は鉱泉分析法指針によります。

出典: 産業技術総合研究所 地質調査総合センター「地熱情報データベース(GRES-DB)温泉分析値データ」を加工して作成

近くの見どころ

この温泉地から20km以内の見どころです。ウィキペディアでよく読まれているもの(英語版にも記事がある場所を優先)から選び、近い順に並べています。

見どころ種類距離
瑞牆山山6.3 km
金峰山 (山梨県・長野県)山8.5 km
野辺山宇宙電波観測所建造物10.1 km
野辺山駅建造物11.3 km
新府城城跡・史跡17.2 km
八ヶ岳自然18.7 km

一覧は、ウィキペディア日本語版の各都道府県の「観光地」の記事と、それを整理した travel-log-data を元に作成しています(CC BY-SA 4.0)。この節の内容は CC BY-SA 4.0 です。

近くのスキー場

直線距離40km以内を近い順に5件まで。雪質順位は日本397カ所の中での位置です。

この降雪量は推定値です

ここに出している降雪量は、気象のモデルが計算した推定値です。実際に降った量そのものではありません。

どれくらい違うのかを、気象庁の観測所63か所の実測と比べました。平均すると実測の6割ほどで、全体に少なめに出ます。しかも場所によって差が大きく、実測の3割しか出ない土地もあれば、ほぼぴったり合う土地もあります。山の中ほど少なめに出る傾向があります。

一律の倍率をかけて直せないかも試しましたが、ほとんど良くなりませんでした。ずれ方が土地ごとに違うためです。

ですので、この数字は「だいたいどのあたりか」を見るためのものとお考えください。1位と2位、30位と35位といった近い順位の差に意味はありません。地域どうしの大きな違いは、そのまま読んでいただいて差し支えありません。

観測と照らして数字を直すことも考えましたが、この順位は10カ国3,069カ所を並べたものです。実際の観測と見比べられるのは日本だけなので、日本にだけ補正を掛ければ、根拠のないまま日本が上に来ます。ここでは全カ所を同じ方法のまま並べています。

代わりに、近くの気象台の記録が使えるスキー場では、その実測値を各ページに併記しています。

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