南小国温泉郷の泉質・源泉温度98℃|雪の量で見る温泉地
熊本県阿蘇郡南小国町
南小国温泉郷は熊本県阿蘇郡南小国町にある国民保養温泉地です。冬にどれだけ雪が降る土地なのかを、当サイトのスキー場3,069カ所と同じ方法で測りました。
この温泉の成り立ち
阿蘇の外輪山と九重連山の麓、標高430〜945mの高原。筑後川の源流にあたり、町の85%が山林です。1964年に黒川・田の原・満願寺の3つが指定されましたが、その後それぞれの温泉地が広がり、新しい湯も出たため、いまは町全体が指定地域になっています。
黒川温泉は田の原川の渓流ぞい。1986年に始めた「入湯手形」——30軒の旅館の露天風呂から好きな3カ所に入れる札——をきっかけに客が一気に増えました。平らな土地が少ないので大きな開発ができず、木造の旅館と商店が川に沿って並ぶ姿がそのまま残りました。
田の原温泉は黒川の下流です。もともと川底から湯が湧いていたので、川の流れを変えて湧き口を確保したと伝わります。ところが1996年ごろからその湧き口が枯れ、共同浴場は閉鎖されました。建物は壊されずに残っています。旅館は4軒です。
満願寺温泉は9世紀半ば、弘法大師が開いたと伝わります。志津川の河原から湯が湧くので、江戸時代には赤土と岩で湯を溜めた露天風呂「川湯」が作られました。大水が出るたびに流され、そのたびに作り直しています。明治に囲いができてからは、入浴だけでなく米を研ぎ、野菜を洗う場所にもなりました。地域の炊事場だったのです。いまも川ぞいにあります。
阿蘇は2014年にユネスコの世界ジオパークに認定され、この5つの温泉はすべて「小国郷温泉ジオサイト」に含まれています。
冬の降雪量
| 1シーズンあたり | 25 cm |
| 順位 | 57 国民保養温泉地77カ所中 |
| 県内 | 1 熊本県の3カ所中 |
| 77カ所の中央値との差 | -93 cm 中央値 118 cm |
| 冬ごとの幅 | 54 cm 10〜64 cm(12冬の最少と最多) |
「宿を探す」は楽天トラベルの検索結果へのリンクで、広告を含みます。予約が成立した場合に手数料を受け取ることがあります。雪の量と順位は、この提携とは関係なく決めています。
公式サイトへのリンクは載せていません。79カ所ぶんのURLを確認できておらず、推測で案内すると誤った先に送ることになるためです。確認できしだい追加します。
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日帰りで入る
近くの温泉の源泉
この温泉地の中心から3km以内に、分析値が公開されている源泉が4カ所あります。近い順に並べています。
| 源泉 | 距離 | 泉温 | pH | 泉質 | 分析 |
|---|---|---|---|---|---|
| 黒川富士屋 | 0.1 km | 98℃ 高温泉 | 3.4 弱酸性 | — | — |
| 田原地獄大朗館 | 1.4 km | 60.8℃ 高温泉 | 7.3 中性 | — | — |
| 小田泉の里 | 1.4 km | 62.5℃ 高温泉 | 7.9 弱アルカリ性 | — | — |
| 瀬の本雀地獄 | 2.1 km | 73.1℃ 高温泉 | 2.6 酸性 | 酸性 | — |
源泉の分析値で、入れる温泉施設の一覧ではありません。 分析は1910〜2005年のもので、多くは数十年前の値です。いまの泉温や泉質とは違うことがあります。泉温・pHの区分は鉱泉分析法指針によります。
出典: 産業技術総合研究所 地質調査総合センター「地熱情報データベース(GRES-DB)温泉分析値データ」を加工して作成
近くの見どころ
この温泉地から20km以内の見どころです。ウィキペディアでよく読まれているもの(英語版にも記事がある場所を優先)から選び、近い順に並べています。
一覧は、ウィキペディア日本語版の各都道府県の「観光地」の記事と、それを整理した travel-log-data を元に作成しています(CC BY-SA 4.0)。この節の内容は CC BY-SA 4.0 です。
近くのスキー場
直線距離40km以内を近い順に5件まで。雪質順位は日本397カ所の中での位置です。
| スキー場 | 距離 | 雪質順位 |
|---|---|---|
| 九重森林公園スキー場 | 4 km | 454 / 397 |
この降雪量は推定値です
ここに出している降雪量は、気象のモデルが計算した推定値です。実際に降った量そのものではありません。
どれくらい違うのかを、気象庁の観測所63か所の実測と比べました。平均すると実測の6割ほどで、全体に少なめに出ます。しかも場所によって差が大きく、実測の3割しか出ない土地もあれば、ほぼぴったり合う土地もあります。山の中ほど少なめに出る傾向があります。
一律の倍率をかけて直せないかも試しましたが、ほとんど良くなりませんでした。ずれ方が土地ごとに違うためです。
ですので、この数字は「だいたいどのあたりか」を見るためのものとお考えください。1位と2位、30位と35位といった近い順位の差に意味はありません。地域どうしの大きな違いは、そのまま読んでいただいて差し支えありません。
観測と照らして数字を直すことも考えましたが、この順位は10カ国3,069カ所を並べたものです。実際の観測と見比べられるのは日本だけなので、日本にだけ補正を掛ければ、根拠のないまま日本が上に来ます。ここでは全カ所を同じ方法のまま並べています。
代わりに、近くの気象台の記録が使えるスキー場では、その実測値を各ページに併記しています。