奥飛騨温泉郷の泉質・源泉温度95℃|雪の量で見る温泉地

岐阜県高山市

奥飛騨温泉郷は岐阜県高山市にある国民保養温泉地です。冬にどれだけ雪が降る土地なのかを、当サイトのスキー場3,069カ所と同じ方法で測りました。

この温泉の成り立ち

平湯・福地・新平湯・栃尾・新穂高の5つをまとめた呼び名です。標高800〜1,300m、南北およそ18kmに温泉地が点在します。北アルプスの岐阜県側の登山口にあたり、正面に穂高連峰が立っています。

古い言い伝えが温泉ごとに違います。平湯温泉には、武田信玄の軍勢が飛騨に攻め入ったとき、老いた白猿が湯だまりで傷を癒すのを見て兵が入浴し鋭気を養った、という話が残ります。江戸時代には北陸の大名が参勤交代の途中でここに泊まりました。福地温泉は平安時代に村上天皇が忍びで湯治に来たと伝えられ、いまも「天皇泉」の名が残ります。新平湯温泉には1690年に円空上人が訪れ、湯治をしながら一年ほど留まったと伝わります。

国民保養温泉地としては、まず1964年に平湯温泉が、1968年に残り4つが指定され、2017年に2つの指定を統合していまの形になりました。

地熱の使い方が徹底しています。湯は5か所の地熱発電所で発電に使われ、さらに養殖・温室・道路の融雪・暖房にも回されています。 雪の多い土地で、道の雪を温泉で溶かしている。

出典: 環境省 奥飛騨温泉郷 国民保養温泉地計画書

冬の降雪量

1シーズンあたり 310 cm
順位 10 国民保養温泉地77カ所中
県内 2 岐阜県の3カ所中
77カ所の中央値との差 +192 cm 中央値 118 cm
冬ごとの幅 218 cm 215〜433 cm(12冬の最少と最多)

この温泉の宿を探す · 地図で見る

「宿を探す」は楽天トラベルの検索結果へのリンクで、広告を含みます。予約が成立した場合に手数料を受け取ることがあります。雪の量と順位は、この提携とは関係なく決めています。

公式サイトへのリンクは載せていません。79カ所ぶんのURLを確認できておらず、推測で案内すると誤った先に送ることになるためです。確認できしだい追加します。

もっと見つける

日帰りで入る

泊まらずに入れる温泉のチケットは、アソビューで買えます。岐阜県の日帰り温泉が一覧で出ます。

この温泉地だけを絞り込むことはできないため、県の一覧に移動します。

近くの温泉の源泉

この温泉地の中心から3km以内に、分析値が公開されている源泉が4カ所あります。近い順に並べています。

源泉距離泉温pH泉質分析
栃尾温泉栃尾温泉協同組合4号泉1.5 km95℃ 高温泉7.4 中性単純硫化水素泉1964
栃尾温泉2.2 km62.2℃ 高温泉7 中性—1980
一重ヶ根温泉湯原No.12.7 km37.1℃ 温泉6.2 中性—1980
一重ヶ根温泉湯原No.22.7 km46℃ 高温泉6.2 中性—1980

源泉の分析値で、入れる温泉施設の一覧ではありません。 分析は1910〜2005年のもので、多くは数十年前の値です。いまの泉温や泉質とは違うことがあります。泉温・pHの区分は鉱泉分析法指針によります。

出典: 産業技術総合研究所 地質調査総合センター「地熱情報データベース(GRES-DB)温泉分析値データ」を加工して作成

近くの見どころ

この温泉地から20km以内の見どころです。ウィキペディアでよく読まれているもの(英語版にも記事がある場所を優先)から選び、近い順に並べています。

見どころ種類距離
新穂高ロープウェイ自然8.1 km
焼岳山8.2 km
上高地山12 km
飛騨山脈山14 km
穂高岳山14 km
乗鞍岳山16.6 km

一覧は、ウィキペディア日本語版の各都道府県の「観光地」の記事と、それを整理した travel-log-data を元に作成しています(CC BY-SA 4.0)。この節の内容は CC BY-SA 4.0 です。

近くのスキー場

直線距離40km以内を近い順に5件まで。雪質順位は日本397カ所の中での位置です。

スキー場距離雪質順位
ほうのき平スキー場 9 km 91 / 397
平湯温泉スキー場 9 km 40 / 397
高山市営飛騨高山スキー場 13 km 86 / 397
ブルーリゾート乗鞍 17 km 36 / 397
スターシュプール飛騨流葉スキー場 25 km 184 / 397
この降雪量は推定値です

ここに出している降雪量は、気象のモデルが計算した推定値です。実際に降った量そのものではありません。

どれくらい違うのかを、気象庁の観測所63か所の実測と比べました。平均すると実測の6割ほどで、全体に少なめに出ます。しかも場所によって差が大きく、実測の3割しか出ない土地もあれば、ほぼぴったり合う土地もあります。山の中ほど少なめに出る傾向があります。

一律の倍率をかけて直せないかも試しましたが、ほとんど良くなりませんでした。ずれ方が土地ごとに違うためです。

ですので、この数字は「だいたいどのあたりか」を見るためのものとお考えください。1位と2位、30位と35位といった近い順位の差に意味はありません。地域どうしの大きな違いは、そのまま読んでいただいて差し支えありません。

観測と照らして数字を直すことも考えましたが、この順位は10カ国3,069カ所を並べたものです。実際の観測と見比べられるのは日本だけなので、日本にだけ補正を掛ければ、根拠のないまま日本が上に来ます。ここでは全カ所を同じ方法のまま並べています。

代わりに、近くの気象台の記録が使えるスキー場では、その実測値を各ページに併記しています。

← 一覧に戻る