さぎの湯温泉の泉質・源泉温度59℃|雪の量で見る温泉地
島根県安来市
さぎの湯温泉は島根県安来市にある国民保養温泉地です。冬にどれだけ雪が降る土地なのかを、当サイトのスキー場3,069カ所と同じ方法で測りました。
この温泉の成り立ち
島根県安来市古川町。月山の麓を流れる飯梨川のほとりにあります。山陰のほかの温泉地に比べて規模が小さく、大きな開発が入らなかったため、いまも田んぼの中にあります。入浴施設は6軒です。
湧いたのは神亀年間(724〜729年)と伝わり、白鷺が脚の傷を癒しているのを見たのが始まりだといいます。名前はそこから来ています。戦国時代の尼子氏をはじめ、歴代の藩主の御殿湯として栄えました。
ところが飯梨川がたびたび氾濫し、泉脈が失われました。再び見つかったのは1910年、田辺六左衛門が手がけた排水工事のときです。いまのさぎの湯温泉はそこから始まっています。その後も1959年8月の集中豪雨などに苦しみましたが、上流のダムと河川工事で水害を防げるようになり、1995年に市が泉源を整備して、かけ流しに足りる湯量を確保しました。
日本庭園で世界的に知られる足立美術館が隣にあり、年に60万人以上が訪れます。3km圏内には尼子氏の居城・月山富田城跡と城下町の広瀬があります。安来節とどじょうすくいの土地でもあります。
冬の降雪量
| 1シーズンあたり | 53 cm |
| 順位 | 52 国民保養温泉地77カ所中 |
| 県内 | 2 島根県の2カ所中 |
| 77カ所の中央値との差 | -65 cm 中央値 118 cm |
| 冬ごとの幅 | 87 cm 12〜99 cm(12冬の最少と最多) |
「宿を探す」は楽天トラベルの検索結果へのリンクで、広告を含みます。予約が成立した場合に手数料を受け取ることがあります。雪の量と順位は、この提携とは関係なく決めています。
公式サイトへのリンクは載せていません。79カ所ぶんのURLを確認できておらず、推測で案内すると誤った先に送ることになるためです。確認できしだい追加します。
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日帰りで入る
近くの温泉の源泉
この温泉地の中心から3km以内に、分析値が公開されている源泉が5カ所あります。近い順に並べています。
| 源泉 | 距離 | 泉温 | pH | 泉質 | 分析 |
|---|---|---|---|---|---|
| 鷺湯温泉第3号泉 | 0.2 km | 49℃ 高温泉 | 7 中性 | 殆無色透明 無味無臭 | 1960 |
| 鷺湯温泉第5号泉 | 0.3 km | 59℃ 高温泉 | 7.6 弱アルカリ性 | 微白濁 殆無味無臭 | 1960 |
| 鷺湯温泉 | 0.3 km | 51.2℃ 高温泉 | — | 放射能泉 | 1973 |
| 鷺ノ湯 | 0.3 km | 51.6℃ 高温泉 | 8.3 弱アルカリ性 | 含放射能-ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉 | 1995 |
| 浜田市の源泉(広瀬町富田) | 2.8 km | 43℃ 高温泉 | 7.84 弱アルカリ性 | ナトリウム・カルシウム-硝酸塩・塩化物泉(低張性アルカリ性高温線) | 1993 |
源泉の分析値で、入れる温泉施設の一覧ではありません。 分析は1910〜2005年のもので、多くは数十年前の値です。いまの泉温や泉質とは違うことがあります。泉温・pHの区分は鉱泉分析法指針によります。
出典: 産業技術総合研究所 地質調査総合センター「地熱情報データベース(GRES-DB)温泉分析値データ」を加工して作成
近くの見どころ
この温泉地から20km以内の見どころです。ウィキペディアでよく読まれているもの(英語版にも記事がある場所を優先)から選び、近い順に並べています。
一覧は、ウィキペディア日本語版の各都道府県の「観光地」の記事と、それを整理した travel-log-data を元に作成しています(CC BY-SA 4.0)。この節の内容は CC BY-SA 4.0 です。
近くのスキー場
直線距離40km以内を近い順に5件まで。雪質順位は日本397カ所の中での位置です。
| スキー場 | 距離 | 雪質順位 |
|---|---|---|
| 大山ますみず高原スノーパーク | 29 km | 358 / 397 |
| いぶきの里スキー場 | 31 km | 413 / 397 |
| だいせんホワイトリゾート | 31 km | 359 / 397 |
| 奥大山スキー場 | 33 km | 322 / 397 |
| 道後山観光(株) | 35 km | 403 / 397 |
この降雪量は推定値です
ここに出している降雪量は、気象のモデルが計算した推定値です。実際に降った量そのものではありません。
どれくらい違うのかを、気象庁の観測所63か所の実測と比べました。平均すると実測の6割ほどで、全体に少なめに出ます。しかも場所によって差が大きく、実測の3割しか出ない土地もあれば、ほぼぴったり合う土地もあります。山の中ほど少なめに出る傾向があります。
一律の倍率をかけて直せないかも試しましたが、ほとんど良くなりませんでした。ずれ方が土地ごとに違うためです。
ですので、この数字は「だいたいどのあたりか」を見るためのものとお考えください。1位と2位、30位と35位といった近い順位の差に意味はありません。地域どうしの大きな違いは、そのまま読んでいただいて差し支えありません。
観測と照らして数字を直すことも考えましたが、この順位は10カ国3,069カ所を並べたものです。実際の観測と見比べられるのは日本だけなので、日本にだけ補正を掛ければ、根拠のないまま日本が上に来ます。ここでは全カ所を同じ方法のまま並べています。
代わりに、近くの気象台の記録が使えるスキー場では、その実測値を各ページに併記しています。