田沢・沓掛温泉の泉質・源泉温度49℃|雪の量で見る温泉地
長野県小県郡青木村
田沢・沓掛温泉は長野県小県郡青木村にある国民保養温泉地です。冬にどれだけ雪が降る土地なのかを、当サイトのスキー場3,069カ所と同じ方法で測りました。
この温泉の成り立ち
長野県青木村の2つの湯。古代の官道・東山道の道筋にあたり、早くから開けていました。村には国宝の大法寺三重塔(1333年)があります。屋根の形が鶴の羽ばたきに似ていて、振り返って見たくなるので「見返りの塔」と呼ばれます。
田沢温泉は十観山の山あい。開湯は飛鳥時代といわれ、明治のまちなみがそのまま残っています。石畳、格子戸、土蔵。島崎藤村が滞在し『千曲川のスケッチ』に書きました。「子宝の湯」として知られ、山姥がこの湯に来て坂田金時を産んだという言い伝えがあります。乳の少ない人は27日、子のない人は37日と伝わり、近くの薬師堂には子安地蔵が祀られています。
沓掛温泉は夫神岳の麓。開湯は平安時代といわれます。国司の滋野親王が目を患ってこの湯に入ったところ治ったので、薬師堂を建てて湯の守り神として祀った——それが始まりだといいます。裏山の形が京都の小倉山に似ているので「小倉乃湯」と名づけられました。1810年の『旅行用心集』が挙げる諸国の温泉292カ所にも入っています。田山花袋が好んだ湯です。いまも近所の農家が野菜を洗いに来ます。
青木村は「夕立と百姓一揆は青木から」と言われ、江戸時代に5回の一揆が起きました。村では発頭人たちを義民として讃え、「青木村義民太鼓」を伝えています。
冬の降雪量
| 1シーズンあたり | 154 cm |
| 順位 | 31 国民保養温泉地77カ所中 |
| 県内 | 3 長野県の5カ所中 |
| 77カ所の中央値との差 | +36 cm 中央値 118 cm |
| 冬ごとの幅 | 322 cm 81〜403 cm(12冬の最少と最多) |
「宿を探す」は楽天トラベルの検索結果へのリンクで、広告を含みます。予約が成立した場合に手数料を受け取ることがあります。雪の量と順位は、この提携とは関係なく決めています。
公式サイトへのリンクは載せていません。79カ所ぶんのURLを確認できておらず、推測で案内すると誤った先に送ることになるためです。確認できしだい追加します。
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日帰りで入る
近くの温泉の源泉
この温泉地の中心から3km以内に、分析値が公開されている源泉が4カ所あります。近い順に並べています。
| 源泉 | 距離 | 泉温 | pH | 泉質 | 分析 |
|---|---|---|---|---|---|
| 田沢温泉 | 1.9 km | 36.1℃ 温泉 | 9 アルカリ性 | 単純硫黄泉 | 1961 |
| 田沢温泉 | 1.9 km | 49.2℃ 高温泉 | 8.8 アルカリ性 | 単純硫黄泉 | 1961 |
| 田沢温泉1号 | 1.9 km | 35.9℃ 温泉 | 9.2 アルカリ性 | 単純硫黄泉 | 1966 |
| 田沢温泉2号 | 1.9 km | 40.2℃ 温泉 | 9.3 アルカリ性 | 単純硫黄泉 | 2000 |
源泉の分析値で、入れる温泉施設の一覧ではありません。 分析は1910〜2005年のもので、多くは数十年前の値です。いまの泉温や泉質とは違うことがあります。泉温・pHの区分は鉱泉分析法指針によります。
出典: 産業技術総合研究所 地質調査総合センター「地熱情報データベース(GRES-DB)温泉分析値データ」を加工して作成
近くの見どころ
この温泉地から20km以内の見どころです。ウィキペディアでよく読まれているもの(英語版にも記事がある場所を優先)から選び、近い順に並べています。
一覧は、ウィキペディア日本語版の各都道府県の「観光地」の記事と、それを整理した travel-log-data を元に作成しています(CC BY-SA 4.0)。この節の内容は CC BY-SA 4.0 です。
近くのスキー場
直線距離40km以内を近い順に5件まで。雪質順位は日本397カ所の中での位置です。
| スキー場 | 距離 | 雪質順位 |
|---|---|---|
| 聖高原スキー場 | 12 km | 302 / 397 |
| 菅平高原パインビークスキー場 | 25 km | 183 / 397 |
| 菅平高原太郎スキー場 | 27 km | 192 / 397 |
| 菅平高原ダボスの岡スキー場 | 29 km | 171 / 397 |
| ブランシュたかやまスキー場 | 29 km | 280 / 397 |
この降雪量は推定値です
ここに出している降雪量は、気象のモデルが計算した推定値です。実際に降った量そのものではありません。
どれくらい違うのかを、気象庁の観測所63か所の実測と比べました。平均すると実測の6割ほどで、全体に少なめに出ます。しかも場所によって差が大きく、実測の3割しか出ない土地もあれば、ほぼぴったり合う土地もあります。山の中ほど少なめに出る傾向があります。
一律の倍率をかけて直せないかも試しましたが、ほとんど良くなりませんでした。ずれ方が土地ごとに違うためです。
ですので、この数字は「だいたいどのあたりか」を見るためのものとお考えください。1位と2位、30位と35位といった近い順位の差に意味はありません。地域どうしの大きな違いは、そのまま読んでいただいて差し支えありません。
観測と照らして数字を直すことも考えましたが、この順位は10カ国3,069カ所を並べたものです。実際の観測と見比べられるのは日本だけなので、日本にだけ補正を掛ければ、根拠のないまま日本が上に来ます。ここでは全カ所を同じ方法のまま並べています。
代わりに、近くの気象台の記録が使えるスキー場では、その実測値を各ページに併記しています。