美ケ原温泉の泉質・源泉温度50℃|雪の量で見る温泉地
長野県松本市
美ケ原温泉は長野県松本市にある国民保養温泉地です。冬にどれだけ雪が降る土地なのかを、当サイトのスキー場3,069カ所と同じ方法で測りました。
この温泉の成り立ち
松本の市街地からすぐ、美ヶ原高原から下りてくる東山の裾にあります。千三百年あまりの歴史があり、古くは「束間(つかま)の湯」と呼ばれました。その名は奈良時代のはじめまでさかのぼり、『日本書紀』に出てきます。
安土桃山から江戸にかけては、松本を治めた歴代の城主の保養地でした。堀田氏が城主だった1620〜40年代に「山辺茶屋」という入浴施設が作られ、湯治客が増えるにつれて宿も増えました。城主の湯だったので「御殿の湯」とも呼ばれます。名前はその後も「白糸の湯」「山辺温泉」「湯の原温泉」と移り変わり、1970年代の後半にいまの美ヶ原温泉になりました。
木造の旅館が並ぶ「白糸通り」がこの温泉地の顔です。いま旅館12軒と日帰り1軒。源泉は8カ所、35.0〜45.8℃のアルカリ性単純温泉で、組合ごとに集めて配っています。
秋の道祖神祭りには、「湯の原薬師堂の御神体が、年に一度、御母家薬師堂の姫薬師のもとへ一夜の契りに通う」という言い伝えにちなんで、御神体を乗せた神輿が町内を練り歩きます。江戸末期から続く須々岐水神社の「お船祭り」もあります。
このあたりの山辺地区は古くから葡萄の産地で、近くの山辺ワイナリーでワインが作られています。
冬の降雪量
| 1シーズンあたり | 110 cm |
| 順位 | 40 国民保養温泉地77カ所中 |
| 県内 | 4 長野県の5カ所中 |
| 77カ所の中央値との差 | -8 cm 中央値 118 cm |
| 冬ごとの幅 | 235 cm 50〜285 cm(12冬の最少と最多) |
「宿を探す」は楽天トラベルの検索結果へのリンクで、広告を含みます。予約が成立した場合に手数料を受け取ることがあります。雪の量と順位は、この提携とは関係なく決めています。
公式サイトへのリンクは載せていません。79カ所ぶんのURLを確認できておらず、推測で案内すると誤った先に送ることになるためです。確認できしだい追加します。
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日帰りで入る
近くの温泉の源泉
この温泉地の中心から3km以内に、分析値が公開されている源泉が3カ所あります。近い順に並べています。
| 源泉 | 距離 | 泉温 | pH | 泉質 | 分析 |
|---|---|---|---|---|---|
| 浅間温泉南部源泉 | 2.8 km | 49.6℃ 高温泉 | 8.9 アルカリ性 | 単純温泉 | 1960 |
| 美ヶ原温泉御母家温泉第3源泉 | 2.9 km | 42.9℃ 高温泉 | 8.6 アルカリ性 | アルカリ性単純温泉 | 1961 |
| 湯ノ原温泉第3源泉 | 2.9 km | 42.9℃ 高温泉 | 8.6 アルカリ性 | 単純温泉 | 1961 |
源泉の分析値で、入れる温泉施設の一覧ではありません。 分析は1910〜2005年のもので、多くは数十年前の値です。いまの泉温や泉質とは違うことがあります。泉温・pHの区分は鉱泉分析法指針によります。
出典: 産業技術総合研究所 地質調査総合センター「地熱情報データベース(GRES-DB)温泉分析値データ」を加工して作成
近くの見どころ
この温泉地から20km以内の見どころです。ウィキペディアでよく読まれているもの(英語版にも記事がある場所を優先)から選び、近い順に並べています。
一覧は、ウィキペディア日本語版の各都道府県の「観光地」の記事と、それを整理した travel-log-data を元に作成しています(CC BY-SA 4.0)。この節の内容は CC BY-SA 4.0 です。
近くのスキー場
直線距離40km以内を近い順に5件まで。雪質順位は日本397カ所の中での位置です。
| スキー場 | 距離 | 雪質順位 |
|---|---|---|
| あさひプライムスキー場 | 18 km | 408 / 397 |
| ファミリーゲレンデ 霧ヶ峰スキー場 | 23 km | 287 / 397 |
| ブランシュたかやまスキー場 | 23 km | 280 / 397 |
| エコーバレー | 25 km | 291 / 397 |
| 車山高原SKYPARKスキー場 | 26 km | 268 / 397 |
この降雪量は推定値です
ここに出している降雪量は、気象のモデルが計算した推定値です。実際に降った量そのものではありません。
どれくらい違うのかを、気象庁の観測所63か所の実測と比べました。平均すると実測の6割ほどで、全体に少なめに出ます。しかも場所によって差が大きく、実測の3割しか出ない土地もあれば、ほぼぴったり合う土地もあります。山の中ほど少なめに出る傾向があります。
一律の倍率をかけて直せないかも試しましたが、ほとんど良くなりませんでした。ずれ方が土地ごとに違うためです。
ですので、この数字は「だいたいどのあたりか」を見るためのものとお考えください。1位と2位、30位と35位といった近い順位の差に意味はありません。地域どうしの大きな違いは、そのまま読んでいただいて差し支えありません。
観測と照らして数字を直すことも考えましたが、この順位は10カ国3,069カ所を並べたものです。実際の観測と見比べられるのは日本だけなので、日本にだけ補正を掛ければ、根拠のないまま日本が上に来ます。ここでは全カ所を同じ方法のまま並べています。
代わりに、近くの気象台の記録が使えるスキー場では、その実測値を各ページに併記しています。