湯原温泉郷の泉質・源泉温度50℃|雪の量で見る温泉地
岡山県真庭市
湯原温泉郷は岡山県真庭市にある国民保養温泉地です。冬にどれだけ雪が降る土地なのかを、当サイトのスキー場3,069カ所と同じ方法で測りました。
この温泉の成り立ち
岡山県真庭市、旭川の渓流にそって南北に細長く並ぶ5つの湯——湯原・下湯原・郷緑・足・真賀——の総称です。下湯原を除く4つが1956年に国民保養温泉地に指定されました。
中心の湯原温泉には「砂湯」があります。川底から砂を噴き上げながら湧く混浴の露天風呂で、1980年に作られた露天風呂の番付では西の横綱に置かれました。そしてその真上に、1955年に完成した湯原ダムが立っています。ダムの壁の真下で川底から湧く湯に浸かる——この取り合わせがこの温泉地の顔です。湯原町史によれば湯の記録は慶長のころまでさかのぼり、江戸時代を通じて大山道を行き交う牛馬商人や大山信仰の人々の湯治場でした。
真賀温泉は昔ながらの湯治場の風情を残し、地元が管理する真賀温泉館があります。郷緑温泉は一軒宿で、青みがかった岩盤の割れ目から湯が湧きます。下湯原温泉は1989年に地下27mから出た新しい湯で、全国でも珍しいペット専用の風呂があります。
川には特別天然記念物のオオサンショウウオがすみ、1971年、全国で最初の保護センターがここに建てられました。隣には「はんざき大明神」の祠があります。安土桃山時代に退治された巨大なオオサンショウウオの祟りを鎮めるために建てられたと伝わり、その伝説にちなむ「はんざき祭り」が50年以上、毎年8月8日に続いています。
冬の降雪量
| 1シーズンあたり | 86 cm |
| 順位 | 46 国民保養温泉地77カ所中 |
| 県内 | 2 岡山県の3カ所中 |
| 77カ所の中央値との差 | -32 cm 中央値 118 cm |
| 冬ごとの幅 | 108 cm 44〜152 cm(12冬の最少と最多) |
「宿を探す」は楽天トラベルの検索結果へのリンクで、広告を含みます。予約が成立した場合に手数料を受け取ることがあります。雪の量と順位は、この提携とは関係なく決めています。
公式サイトへのリンクは載せていません。79カ所ぶんのURLを確認できておらず、推測で案内すると誤った先に送ることになるためです。確認できしだい追加します。
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日帰りで入る
近くの温泉の源泉
この温泉地の中心から3km以内に、分析値が公開されている源泉が9カ所あります。近い順に並べています。
| 源泉 | 距離 | 泉温 | pH | 泉質 | 分析 |
|---|---|---|---|---|---|
| 湯原温泉温泉館下泉 | 0 km | 50.1℃ 高温泉 | 9.23 アルカリ性 | アルカリ性単純温泉 | 1986 |
| 湯原温泉旧翠明荘泉 | 0.1 km | 49℃ 高温泉 | 9.18 アルカリ性 | アルカリ性単純温泉 | 1986 |
| 湯原温泉湯原元湯 | 0.3 km | 48.5℃ 高温泉 | — | — | 1998 |
| 湯原温泉旧藤井泉源 | 0.3 km | 48.9℃ 高温泉 | 9.09 アルカリ性 | — | 1998 |
| 湯原温泉旧瀬良泉源 | 0.3 km | 48.5℃ 高温泉 | 8.86 アルカリ性 | — | 1998 |
源泉の分析値で、入れる温泉施設の一覧ではありません。 分析は1910〜2005年のもので、多くは数十年前の値です。いまの泉温や泉質とは違うことがあります。泉温・pHの区分は鉱泉分析法指針によります。
出典: 産業技術総合研究所 地質調査総合センター「地熱情報データベース(GRES-DB)温泉分析値データ」を加工して作成
近くの見どころ
この温泉地から20km以内の見どころです。ウィキペディアでよく読まれているもの(英語版にも記事がある場所を優先)から選び、近い順に並べています。
一覧は、ウィキペディア日本語版の各都道府県の「観光地」の記事と、それを整理した travel-log-data を元に作成しています(CC BY-SA 4.0)。この節の内容は CC BY-SA 4.0 です。
近くのスキー場
直線距離40km以内を近い順に5件まで。雪質順位は日本397カ所の中での位置です。
| スキー場 | 距離 | 雪質順位 |
|---|---|---|
| 津黒高原スキー場 | 9 km | 424 / 397 |
| ひるぜんベアバレースキー場 | 14 km | 371 / 397 |
| 鏡ヶ成スキー場 | 20 km | 310 / 397 |
| 奥大山スキー場 | 22 km | 322 / 397 |
| 大山ますみず高原スノーパーク | 27 km | 358 / 397 |
この降雪量は推定値です
ここに出している降雪量は、気象のモデルが計算した推定値です。実際に降った量そのものではありません。
どれくらい違うのかを、気象庁の観測所63か所の実測と比べました。平均すると実測の6割ほどで、全体に少なめに出ます。しかも場所によって差が大きく、実測の3割しか出ない土地もあれば、ほぼぴったり合う土地もあります。山の中ほど少なめに出る傾向があります。
一律の倍率をかけて直せないかも試しましたが、ほとんど良くなりませんでした。ずれ方が土地ごとに違うためです。
ですので、この数字は「だいたいどのあたりか」を見るためのものとお考えください。1位と2位、30位と35位といった近い順位の差に意味はありません。地域どうしの大きな違いは、そのまま読んでいただいて差し支えありません。
観測と照らして数字を直すことも考えましたが、この順位は10カ国3,069カ所を並べたものです。実際の観測と見比べられるのは日本だけなので、日本にだけ補正を掛ければ、根拠のないまま日本が上に来ます。ここでは全カ所を同じ方法のまま並べています。
代わりに、近くの気象台の記録が使えるスキー場では、その実測値を各ページに併記しています。