2026/27シーズン、スキー場のオープン日一覧。開業の日に雪はあるのか、12冬の12月で確かめる

札幌国際が11月20日、ニセコ・ルスツ・キロロ・富良野が11月28日、白馬八方尾根が12月1日、湯沢・妙高は12月19日前後。各スキー場の公式サイトで確かめた26カ所のオープン日に、12冬の12月の降雪を並べました。北海道の12月は1月とほぼ同じだけ降り、長野・新潟は1月の8割です。

早めのスキー旅行を予約するとき、知りたいことは2つです。そのスキー場はいつ開くのか。開いた日に、雪はあるのか。

1つ目は、各スキー場の公式サイトで1カ所ずつ確かめました(2026年9月15日〜10月4日)。2つ目は、当サイトが全国のスキー場で測っている月ごとの降雪を、直近12冬(2014/15〜2025/26)ぶん使って答えます。

オープン日は予定です。 雪が足りなければ延びますし、開いても一部のコースだけということがあります。出かける前に、スキー場の公式サイトで必ず確かめてください。

オープン日(発表済みのもの)

オープンスキー場地域営業終了
11月20日札幌国際スキー場北海道未発表
11月21日サッポロテイネ北海道未発表
11月28日ニセコグラン・ヒラフ北海道5月5日
11月28日ルスツリゾート北海道3月31日
11月28日キロロリゾート北海道5月5日
11月28日富良野スキー場北海道5月5日(シーズン券の有効期間)
12月1日十勝サホロリゾート北海道4月4日
12月1日星野リゾート トマム北海道4月5日
12月1日白馬八方尾根長野5月5日
12月4日志賀高原 焼額山(プレオープン)長野未発表
12月5日志賀高原長野5月5日
12月6日安比高原(シーズン券の有効開始日)岩手5月6日
12月11日神立高原(12月18日まではプレシーズン)新潟3月28日
12月12日宝台樹群馬未発表
12月12日斑尾高原長野未発表
12月17日ニノックススノーパーク新潟3月22日
12月18日糸魚川シーサイドバレー新潟未発表
12月19日岩原新潟3月28日
12月19日舞子スノーリゾート新潟未発表
12月19日赤倉観光リゾート新潟5月5日
12月19日妙高杉ノ原新潟3月28日
12月19日休暇村妙高 ルンルン(3月23〜26日は休止予定)新潟3月28日
12月19日タングラムスキーサーカス長野未発表
12月19日シャトレーゼスキーバレー野辺山長野未発表
12月19日中頓別町寿北海道未発表

富良野の終了日と安比の開始日は、シーズン券の有効期間として発表されている日付です。営業最終日とは限りません。

北海道は11月の最終週から、本州は12月中旬からが今季の形です。札幌近郊の2カ所が11月20日・21日にいちばん早く開き、ニセコ・ルスツ・キロロ・富良野が11月28日にそろって続きます。本州で早いのは白馬八方尾根(12月1日)と志賀高原(12月4日・5日)で、湯沢・妙高の大きなスキー場は12月19日の週末に集中しています。

9月中旬に確かめた時点では、白馬バレーの八方尾根以外、野沢温泉、かぐら、蔵王温泉、ガーラ湯沢などはまだ日付を出していませんでした。発表を確かめしだい、この表に足します。

開いた日に、雪はあるのか

ここで北海道と本州がいちばん大きく分かれます。同じスキー場の12月の降雪が、1月の何割にあたるかを、12冬の平均で比べました。

地域12月の降雪は1月の何割か(真ん中のスキー場)12月が1月と同じかそれ以上のスキー場
北海道98%87カ所中42カ所
東北83%89カ所中2カ所
長野・新潟79%112カ所中0カ所
そのほか73%109カ所中0カ所

北海道の12月は、ほぼ1月と同じだけ降ります。 富良野・トマム・サホロでは、12月のほうが1月より多いほどです。長野と新潟の12月は、1月の8割ほどで、112カ所のうち12月が1月を上回るところは1つもありません。本州の雪は、12月のあいだはまだ積み上がっている途中です。

オープン日が発表されたスキー場ごとに見ると、こうなります。「12月に50cm以上」は、12冬のうち12月の降雪が50cmを超えた冬の数です。

スキー場12月の平均1月比いちばん少なかった12月12月に50cm以上
札幌国際・キロロ86cm90%56cm(2015/16)12冬中12冬
ニセコグラン・ヒラフ83cm98%40cm(2015/16)12冬中11冬
富良野69cm121%42cm(2021/22)12冬中11冬
トマム62cm113%35cm(2021/22)12冬中8冬
サッポロテイネ61cm79%35cm(2015/16)12冬中7冬
ルスツ53cm88%34cm(2015/16)12冬中5冬
サホロ52cm106%21cm(2021/22)12冬中6冬
白馬八方尾根126cm91%55cm(2019/20)12冬中12冬
志賀高原 焼額山85cm82%40cm(2015/16)12冬中10冬
志賀高原(ふもと)63cm80%29cm(2023/24)12冬中9冬
安比高原111cm100%36cm(2015/16)12冬中10冬
岩原194cm78%78cm(2015/16)12冬中12冬
神立高原170cm79%78cm(2015/16)12冬中12冬
舞子184cm71%78cm(2015/16)12冬中12冬
赤倉観光126cm82%50cm(2015/16)12冬中12冬
妙高杉ノ原98cm82%43cm(2023/24)12冬中10冬
斑尾高原・タングラム121cm81%45cm(2015/16)12冬中11冬
宝台樹71cm72%29cm(2015/16)12冬中8冬
野辺山15cm52%3cm(2015/16)12冬中0冬

隣り合うスキー場は気象モデルの同じ格子に入ることがあり、そのときは同じ値になります(札幌国際とキロロ、斑尾とタングラム)。

表から読めることは3つです。

1. 12月の「量」は、本州の豪雪地帯のほうがずっと多い。 岩原の12月は平均194cmで、ニセコの2倍以上です。12冬すべてで12月に50cm以上降っています。北海道が強いのは割合のほうで、量ではありません。

2. 北海道は、12月の降り方が安定して早い。 ニセコや札幌国際は、12月にもう1月とほぼ同じだけ降ります。11月末に開いて、12月前半から雪がそろいやすいのは北海道です。

3. 悪い12月は、全国で同じ冬に来る。 いちばん少なかった12月は、表の多くのスキー場で2015/16の冬でした。強いエルニーニョの冬で、湯沢・妙高の大きなスキー場でも12月は平年の4割前後に落ちました。

野辺山は雪の少ない場所です。 12月の降雪は平均15cmで、12冬のどの12月も50cmに届いていません。天然の雪が少ない土地で、人工雪に頼るスキー場なので、天然の降雪で判断しないでください。

どの時期に、どこへ行くか

12月前半に行くなら、北海道か安比。 開業も早く、12月の降り方も1月に近い地域です。

長野・新潟は、12月下旬から。 量はあっても、12月前半はまだ雪を積み上げている時期です。湯沢・妙高の大きなスキー場が12月19日前後に開くのも、この形に合っています。

年末年始の予約は、深い場所を選ぶ。 雪が少ない冬は全国いっせいに来ます。そういう冬でも12月に78cm降った岩原・神立・舞子のように、もともとの量が多い場所ほど残ります。くわしくは暖冬の年でも雪が残るスキー場にまとめています。

測り方について

  • オープン日と営業終了日は、各スキー場の公式サイトで、2026年9月15日から10月4日にかけて1カ所ずつ確かめたものです。予想は入れていません。発表がなかったものは「未発表」としています。
  • 月ごとの降雪は、ERA5再解析をもとにした Open-Meteo の過去データから、直近12冬(2014/15〜2025/26)の月ごとの合計を平均したものです。12月は月全体の値なので、12月の最初の週は表の数字より少なめです。
  • このモデルは山の雪を実際より少なく見積もり、北海道では特に少なく出ます。地域どうしの雪の量を比べるより、同じスキー場の12月と1月の比で読んでください。
  • 降雪は「その月に降った雪の量」で、積もっている雪の深さ(積雪)とは違います。

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